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耐震設計審査指針 たいしんせっけいしんさししん

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知恵蔵2015の解説

耐震設計審査指針

原発の施設や機器を設計する際に求められる耐震性の基準を定めた国の指針。1978年に制定された。過去の地震などから将来起こり得る最強地震S1を想定する。次に、過去5万年間に活動した活断層と地質構造をもとに考えられる地震動、およびマグニチュード(M)6.5の直下型地震との上限の地震動S2を想定する。一方、建物や機器の重要度を4段階に分類して、それぞれS1やS2に耐えるかどうかを審査する。2000年の鳥取県西部地震が指針の想定以上だったため、原子力安全委員会は01年に指針見直しを始め、06年4月に新指針案をまとめ、9月、最新の地震学の知見などを盛り込んだ新指針を定めた。過去5万年までの活動を評価対象にしていた活断層を13万〜12万年前まで広げ、揺れの想定も大きくするなど、より厳格に地震の揺れを評価するようにした。全国の原発55基や再処理工場など既存施設も適用が求められることから、電力会社などは新指針での耐震安全性の再評価を急いでいる。

(渥美好司 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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