耳根(読み)にこん

大辞林 第三版の解説

にこん【耳根】

〔「に」は呉音〕
〘仏〙 五根・六根の一。聴覚器官である耳、およびその聴覚能力。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

じ‐こん【耳根】

〘名〙 耳。また、聴覚。にこん。
※羅山先生詩集(1662)二二・除夜「爆竹声高驚耳根、猶如敲朴毎囂喧」 〔水滸伝‐第五回〕

に‐こん【耳根】

〘名〙 (「に」は「耳」の呉音) 耳。また、聴覚。仏教では、五根の一つ。じこん。
※菅家文草(900頃)二・仁和元年八月十五日、行幸神泉苑「無野醸添顔色、不伶簫報耳根
※米沢本沙石集(1283)二「観音、昔、耳根(ニコン)得道のとして、此の界の能化(のうけ)に御(ましま)す」

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