デジタル大辞泉 「耶」の意味・読み・例文・類語 や【耶】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ヤ(呉)(漢) [訓]か や1 疑問を示す助字。「有耶無耶うやむや」2 父。「耶嬢」[難読]耶蘇やそ・耶馬台国やまたいこく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「耶」の読み・字形・画数・意味 耶人名用漢字 9画 [字音] ヤ[字訓] か・ちち[字形] 形声もと(邪)から分化した字。は(が)声、耶はその異体の字であるが、と別の用義の字として行われる。耶(やそ)のような音訳の字、また爺の略字に用いる。[訓義]1. 助詞、や・か。2. 爺と通じ、ちち。[古辞書の訓]〔名義抄〕耶 チチ・アヤシ・イヤシ・シバラク・ユカム・アサシ 〔字鏡集〕耶 ユガム・イツハル・イヤシ・チチ・ヨコサマ・アヤシ・ナナメ・シバラク・アシ・ヌカ・アサシ[語系]耶(邪)jya、與(与)・歟jiaは声近く、疑問や反語、また詠嘆の助詞として用いる。[熟語]耶許▶・耶嬢▶・耶耶▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報