有耶無耶(読み)ウヤムヤ

デジタル大辞泉 「有耶無耶」の意味・読み・例文・類語

うや‐むや【有×耶無×耶】

[名・形動]
1 《有るか無いかの意から》物事がどうなのかはっきりしないこと。また、そのさま。あいまいなさま。「責任を有耶無耶にする」「そんな有耶無耶な結論では困る」
2 思いわずらって胸がすっきりしないこと。またそのさま。
「憎くむが本義か、捨つるが道か、と許ばかり迷って判断の胸―に成る時」〈一葉・うもれ木〉
[類語]不確か・曖昧・あやふや・漠然・おぼろげ・ぬらりくらり・ぬらくら・のらりくらり・のらくら・ぼやかす・無節操・洞ヶ峠・言を左右にする・言葉を濁す・煮え切らない・どっちつかず・要領を得ない・マイルド・まろやか・穏やか・穏便・穏当・紳士的・婉曲えんきょく・甘美・快美・当たらず触らず・物柔らか・ほどほど・控え目・ソフト・柔らかい・柔軟・しなやか・軟化・柔らか・軟質・軟弱・柔い・やんわり・ぼかす・ぼやける・メロー・柔和・温厚・温和・穏健・まったり・丸い・ゆるやか・かりかり・じりじり・やきもき・むしゃくしゃ・むずむず・うずうず・苛立つ・じれる・苛つく・業を煮やす・痺れを切らす・歯痒い・じれったい・もどかしい・辛気臭い・苛立たしい・まだるっこい・躍起・隔靴掻痒・いらいら・荒れる・荒らす・すさむ・すさぶ・焦慮・苛立ち・焦燥・焦る・せく・急き込む・気が急く・逸る・テンパる・焦心・尖る・まどろっこい・手ぬるい・生ぬるい・のろ臭い・間怠まだるい・間怠まだるこしい・小心・弱気・引っ込み思案・気弱・内弁慶・陰弁慶・臆病・大人しい・こわがり・内気・怯懦きょうだ・怯弱きょうじゃく・意気地なし・小胆・小心翼翼・弱腰・薄弱・惰弱・柔弱・優柔不断・柔やわ・弱弱しい・女女しい・弱音を吐く・音を上げる・悲鳴を上げる・気が弱い・腰が弱い・肝が小さい・肝っ玉が小さい・弱い・脆もろい・脆弱ぜいじゃく・繊弱・孱弱せんじゃく・華奢きゃしゃ・か弱い・ひ弱い・弱音・煮え切らない・温順・柔順・従順・温柔・温良・順良・素直・穏和・物静か・おとなしやか・優しい・内向的・人見知り・しんねりむっつり・シャイ・ひよわ・虚弱・羸弱るいじゃく・尩弱おうじゃく・病弱・劣弱・弱体・心静か・安らか・安穏・のどか・悠長・悠然・悠悠・悠揚・浩然・気長・伸び伸び・伸びやか・のんびり・屈託無い・自然体・のんどり・しとやか・なよやか・なよなよ・しっとり・静静しずしず・おっとり・婉然えんぜん・しおらしい・閑語・たおやか・ナイーブ・心優しい・温雅・鷹揚おうよう・静心しずこころ・従容しょうよう・悠悠閑閑・おおどか・つつましい・奥ゆかしい・泰然自若・平静・冷静・しみじみ・しっぽり・しんみり・静まる・温顔・温容・春風駘蕩たいとう・粛粛・静謐せいひつ・静粛・さくい・あえか・へなへな・緩ゆるい・線が細い・骨無し・柔懦じゅうだ・怯臆きょうおく・怯ひるむ・無気力・昼行灯あんどん・意気地がない・いい加減・杜撰ずさん・なまなか・アバウト・ぬるま湯・腰抜け・腑ふ抜け

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精選版 日本国語大辞典 「有耶無耶」の意味・読み・例文・類語

うや‐むや【有耶無耶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ① 物事が有るか無いかはっきりしないこと。態度や物事の結末などが、あいまいなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「有(ウ)や無(ム)やにさへする事なら、身請の金は幾干(いくら)でも」(出典:人情本・恩愛二葉草(1834)二)
  3. ② 思いわずらって心がすっきりしないこと。また、そのさま。もやもや。
    1. [初出の実例]「遂には胸の有耶無耶(ウヤムヤ)払ひたさの強飲」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉三四)

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