デジタル大辞泉
「聖体拝領」の意味・読み・例文・類語
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せいたい‐はいりょう‥ハイリャウ【聖体拝領】
- 〘 名詞 〙 ローマ‐カトリック教会でいう聖餐式。イエス‐キリストが最後の晩餐で、パンと葡萄酒をとり、「これわがからだなり、わが血なり」と言ったことに基づき、キリストの血と肉とをあらわす葡萄酒とパンとを会衆に分かつキリスト教の儀式。
- [初出の実例]「間もなく聖体拝領が始まるので」(出典:傷ついた葦(1970)〈曾野綾子〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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聖体拝領
せいたいはいりょう
holy communion
おもにカトリック教会用語で,ミサ聖餐においてキリストのからだとなったとされるパンとぶどう酒を食すること。キリストとの霊肉の一致と拝領者相互間の一致がもたらされる。本来ミサの主要部分の一つで,参加者全員の拝領が理想的であるが,司式者の拝領のみが義務となり,のちにはミサ以外での拝領も行われるようになった。ラテン式では司式者以外はぶどう酒を飲まない。プロテスタントでは陪餐といい,原則として,日曜日の礼拝式で,会衆がパンの形色のもとに聖餐を受ける。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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