会衆(読み)エシュ

デジタル大辞泉 「会衆」の意味・読み・例文・類語

え‐しゅ〔ヱ‐〕【会衆】

法会ほうえ説法などに集まった人々。

かい‐しゅう〔クワイ‐〕【会衆】

会合集会などに寄り集まった人々。

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精選版 日本国語大辞典 「会衆」の意味・読み・例文・類語

え‐しゅヱ‥【会衆】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 説法などの法会に参集した人々。かいしゅう。〔大法鼓経‐上〕
  3. 一宗一派で教学財政などのことを評議する集会の議員
    1. [初出の実例]「但使可下御人数は、三所より御下部三人、定使上使、其外会衆之上十人可下事」(出典高野山文書‐応永二七年(1420)七月二〇日・学侶評定事書案)

かい‐しゅうクヮイ‥【会衆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多数寄り集まった人々。参集した大勢の人々。
    1. [初出の実例]「禁山背国賀茂祭日会衆騎射」(出典:続日本紀‐文武二年(698)三月辛巳)
    2. [その他の文献]〔班固‐西都賦〕
  3. えしゅ(会衆)

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普及版 字通 「会衆」の読み・字形・画数・意味

【会衆】かいしゆう

大衆

字通「会」の項目を見る

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