聖餐式(読み)せいさんしき

精選版 日本国語大辞典 「聖餐式」の意味・読み・例文・類語

せいさん‐しき【聖餐式】

〘名〙 (Holy Communion訳語) イエスキリストが、十字架にかけられる前夜最後食事を記念して行なう教会儀式。キリストが最後の晩餐で、パン葡萄酒をとり、「これわがからだなり、わが血なり」と言ったことに基づいて、パンと葡萄酒を会衆に分かつ儀式で、洗礼式とともに、キリスト教でもっとも重要視される。聖体拝領感謝祭儀聖餐。〔洋楽手引(1910)〕

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デジタル大辞泉 「聖餐式」の意味・読み・例文・類語

せいさん‐しき【聖×餐式】

イエス=キリスト最後の晩餐でパンとぶどう酒を弟子たちに与え「パンは私のからだであり、杯は私の血による契約である」と言った言葉を記念して、パンとぶどう酒を会衆に分けるキリスト教の儀式。主の晩餐。聖餐。→聖体拝領

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葬儀辞典 「聖餐式」の解説

聖餐式

プロテスタントで、イエス・キリストの血と肉を象徴するパンとぶどう酒を、死期の迫った信徒牧師が分け与え、聖書を朗読し、安らかに召天されるよう祈る儀式。

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