聖君(読み)せいくん

精選版 日本国語大辞典 「聖君」の意味・読み・例文・類語

せい‐くん【聖君】

  1. 〘 名詞 〙 知徳の最もすぐれた君主。ひじりのきみ。
    1. [初出の実例]「篋裡鬱金未衣、聖君数度使人催」(出典凌雲集(814)春日代妓〈藤原道雄〉)
    2. 「聖君は希(まれ)にして千年に一たび出で」(出典:日蓮遺文‐聖愚問答鈔(1265)下)
    3. [その他の文献]〔王粲‐従軍詩〕

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普及版 字通 「聖君」の読み・字形・画数・意味

【聖君】せいくん

天子。漢・李陵武に答ふる書〕嗟乎(ああ)、子武)よ、夫(そ)れ復(ま)た何をか言はん。相ひ去ること里、人し路殊なる。生きて別世の人爲り、死して異域の鬼と爲らん。~幸ひに故人に謝せよ。めて君に事(つか)へんことを。

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