聖聴(読み)せいちょう

精選版 日本国語大辞典 「聖聴」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちょう‥チャウ【聖聴】

  1. 〘 名詞 〙 天子のお耳に達すること。天子がお聞きになること。
    1. [初出の実例]「陛下高開聖聴遠察悃丹」(出典菅家文草(900頃)一〇・為右大臣謝官第一表)
    2. [その他の文献]〔漢書‐張山拊伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聖聴」の読み・字形・画数・意味

【聖聴】せいちよう(ちやう)

民意を聞く。蜀・諸亮〔出師の表〕陛下に宜しく聽を開帳し、以て先を光(おほ)いにし、志士の氣を(おほ)いにすべし。

字通「聖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android