デジタル大辞泉 「聱牙」の意味・読み・例文・類語 ごう‐が〔ガウ‐〕【×聱牙】 [名・形動]文章の字句がむずかしくてわかりにくいこと。また、そのさま。「マルクスの―な文章を」〈河上肇・貧乏物語〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「聱牙」の意味・読み・例文・類語 ごう‐がガウ‥【&JISF84C;牙】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「聱」はことばが聞こえないこと。「牙」は歯並びが正しくないこと ) 文章の字句がむずかしくて解しにくいこと。また、そのさま。→佶屈聱牙(きっくつごうが)。[初出の実例]「かたはら半時菴の徒に交りて、其聱牙に化せられず」(出典:俳諧・其雪影(1772)序)「右はマルクスの聱牙(ガウガ)な文章を〈略〉直訳したのであるから」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉一一)[その他の文献]〔韓愈‐進学解〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例