…通称を奈良太七,のちに杉浦仙右衛門といい,寿永の推挙により奈良本家の4代利永から永の字を許されて一蚕堂永春と称し,剃髪して乗意と号した。作品の特徴は彼が創始した肉合彫(ししあいぼり)による文様の表現にあるが,これは下地に文様とする部分の輪郭を一段彫り下げ,文様自体を薄肉彫にしたもので,文様が下地より高くならないという技法である。この技によって当時一世を風靡(ふうび)し,土屋安親(つちややすちか),奈良利寿(ならとしなが)とともに奈良三作と称され,高く評価された。…
…高肉彫は他の金属を象嵌して色彩的変化をつけることもある。〈肉合彫(ししあいぼり)〉は,絵画風の文様を平板に彫刻する場合にみられる。刀装の彫刻が隆盛した江戸時代に始まる。…
※「肉合彫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...