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肉合(い)彫(り) シシアイボリ

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デジタル大辞泉の解説

ししあい‐ぼり〔ししあひ‐〕【肉合(い)彫(り)】

彫金の技法の一。文様の輪郭を線刻し、その線の内側に沿って浅く彫り下げ、薄肉彫りふうにする。杉浦乗意の創始とされる。

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世界大百科事典内の肉合(い)彫(り)の言及

【杉浦乗意】より

…通称を奈良太七,のちに杉浦仙右衛門といい,寿永の推挙により奈良本家の4代利永から永の字を許されて一蚕堂永春と称し,剃髪して乗意と号した。作品の特徴は彼が創始した肉合彫(ししあいぼり)による文様の表現にあるが,これは下地に文様とする部分の輪郭を一段彫り下げ,文様自体を薄肉彫にしたもので,文様が下地より高くならないという技法である。この技によって当時一世を風靡(ふうび)し,土屋安親(つちややすちか),奈良利寿(ならとしなが)とともに奈良三作と称され,高く評価された。…

【彫金】より

…高肉彫は他の金属を象嵌して色彩的変化をつけることもある。〈肉合彫(ししあいぼり)〉は,絵画風の文様を平板に彫刻する場合にみられる。刀装の彫刻が隆盛した江戸時代に始まる。…

※「肉合(い)彫(り)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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