…通称を奈良太七,のちに杉浦仙右衛門といい,寿永の推挙により奈良本家の4代利永から永の字を許されて一蚕堂永春と称し,剃髪して乗意と号した。作品の特徴は彼が創始した肉合彫(ししあいぼり)による文様の表現にあるが,これは下地に文様とする部分の輪郭を一段彫り下げ,文様自体を薄肉彫にしたもので,文様が下地より高くならないという技法である。この技によって当時一世を風靡(ふうび)し,土屋安親(つちややすちか),奈良利寿(ならとしなが)とともに奈良三作と称され,高く評価された。…
…高肉彫は他の金属を象嵌して色彩的変化をつけることもある。〈肉合彫(ししあいぼり)〉は,絵画風の文様を平板に彫刻する場合にみられる。刀装の彫刻が隆盛した江戸時代に始まる。…
※「肉合彫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...