百科事典マイペディア 「肝癌」の意味・わかりやすい解説 肝癌【かんがん】 肝臓癌。原発性肝癌(ヘパトーマおよび胆管癌)と続発性肝癌がある。続発性のものは多くは消化器系癌の移転による。原発性肝癌は,肝硬変にひき続いて発生することが多く,ウイルス性肝炎,とくにB型肝炎のキャリアに起こった肝硬変から発生する危険性が高い。特有の初期症状はなく,進行すると全身倦怠(けんたい)感,食欲不振,上腹部重圧感などがあり,黄疸(おうだん)が現れ,腹水がたまったりする。手術による切除は困難な場合が多く,治療は制癌薬,肝動脈塞栓(そくせん)術,エタノール注入療法による。→関連項目癌|γ-GTP|C型肝炎|マイクロ波凝固治療 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肝癌」の意味・わかりやすい解説 肝癌かんがん 「肝臓癌」のページをご覧ください。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の肝癌の言及 【肝臓癌】より …肝癌ともいう。肝臓に発生する癌腫。… ※「肝癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」