股旅物(読み)マタタビモノ

大辞林 第三版の解説

またたびもの【股旅物】

各地を渡り歩く博徒・俠客を主人公とした、時代劇・通俗小説・映画など。

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精選版 日本国語大辞典の解説

またたび‐もの【股旅物】

〘名〙 博徒などが諸国を歩き回る話に、義理人情をもりこんで作った通俗小説や映画・演劇・浪曲などをいう。
※耳を掻きつつ(1934)〈長谷川伸〉処女上演以来「そのなかに『股旅物』といふ称呼が出来た因の、『股旅草鞋』二幕六十一枚〈略〉その他がある」

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世界大百科事典内の股旅物の言及

【瞼の母】より

…その間に,講談,浪曲などでは盛んに脚色口演され,浪曲の三門(みかど)博,伊丹秀子らが十八番とした。生き別れた母を求めて,さすらいの旅に出ていた番場忠太郎(ばんばのちゆうたろう)が,再会した母から,やくざ姿であるがゆえに息子であることを否定され,また旅に出るという,アウトローを描いた股旅(またたび)物の傑作。新派,新国劇,また旅回りの劇団などによっても盛んに演じられ,映画化もされている。…

※「股旅物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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