デジタル大辞泉 「肥饒」の意味・読み・例文・類語 ひ‐じょう〔‐ゼウ〕【肥×饒】 [名・形動]地味が肥えて豊かなこと。また、そのさま。肥沃ひよく。「土地―なる印度の貧にして」〈福沢・文明論之概略〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「肥饒」の意味・読み・例文・類語 ひ‐じょう‥ゼウ【肥饒】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 地味がこえて、作物が多くできること。肥沃(ひよく)。[初出の実例]「豊葦原水穂圀〈大八洲神倭国也。〈略〉水穂国。謂二肥饒豊富之国一也〉」(出典:中臣祓訓解(12C後))[その他の文献]〔管子‐八観〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「肥饒」の読み・字形・画数・意味 【肥饒】ひじよう(ぜう) 肥沃。〔韓非子、説林下〕三蝨(しつ)(しらみ)(てい)(こぶた)をらひ、相ひ與(とも)に(あらそ)ふ。一蝨之れを(よぎ)りて曰く、ふは奚(なに)のぞと。三蝨曰く、肥饒の地を爭ふなりと。字通「肥」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報