肥饒(読み)ヒジョウ

精選版 日本国語大辞典 「肥饒」の意味・読み・例文・類語

ひ‐じょう‥ゼウ【肥饒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 地味がこえて、作物が多くできること。肥沃(ひよく)
    1. [初出の実例]「豊葦原水穂圀〈大八洲神倭国也。〈略〉水穂国。謂肥饒豊富之国也〉」(出典:中臣祓訓解(12C後))
    2. [その他の文献]〔管子‐八観〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「肥饒」の読み・字形・画数・意味

【肥饒】ひじよう(ぜう)

肥沃。〔韓非子、説林下〕三蝨(しつ)(しらみ)(てい)(こぶた)をらひ、相ひ與(とも)に(あらそ)ふ。一蝨之れを(よぎ)りて曰く、は奚(なに)のぞと。三蝨曰く、肥饒の地を爭ふなりと。

字通「肥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む