胃もたれ感(読み)いもたれかん

世界大百科事典 第2版の解説

いもたれかん【胃もたれ感】

胃内に食物が停滞しているような重苦しい感じをいう。胃排出(から十二指腸への排出)に障害がみられる場合が多く,器質的には,胃潰瘍胃癌等で幽門狭窄がおこり排出困難な状態をひきおこしている場合,また潰瘍胃炎等の影響で胃の運動が減退している場合,腸,胆囊肝臓膵臓等周辺臓器から圧迫等の影響をうけている場合,また心労などによる中枢からの影響で胃の運動が抑制されている場合にみられる。いわゆる胃下垂症,胃アトニーといわれる胃の緊張低下,食物の排出力の低下がみられる場合にもしばしばみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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