精選版 日本国語大辞典 「胆を嘗む」の意味・読み・例文・類語 い【胆】 を 嘗(な)む ( 敗戦の屈辱を忘れないために苦い胆(きも)をなめて、再起を期した、越王勾践(こうせん)の故事から ) 報復のために、艱難辛苦に耐えるたとえ。将来の成功を期待して、長い間報いられずに苦労する。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。[初出の実例]「戈を枕にし胆(イ)ヲ嘗(ナ)メ、必ず拯救(すくひ)を存(たも)て」(出典:日本書紀(720)斉明六年一〇月(北野本訓))[その他の文献]〔南史‐梁本紀下・論〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例