精選版 日本国語大辞典 「艱難辛苦」の意味・読み・例文・類語 かんなん‐しんく【艱難辛苦】 〘 名詞 〙 つらい目や困難な目にあって苦しみ悩むこと。たいへんな苦労。[初出の実例]「お長が艱難辛苦(カンナンシンク)を退れさせんがため」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)初) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「艱難辛苦」の解説 艱難辛苦 つらい目や困難な目にあって苦しみ悩むこと。たいへんな苦労。 [活用] ―する。 [使用例] 非常に艱難辛苦して実に岡目で見るようでない利口な者である[三代目春風亭小柳枝*落語・無学者|1898] [使用例] 咽のど元もと通れば熱さ忘れるというその通りで、艱難辛苦も過ぎてしまえば何ともない[福沢諭吉*福翁自伝|1899] [解説] 「艱難」は苦しみ悩むこと。また、苦労の意味。同じような意味合いの語を重ねて強調した表現。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報