精選版 日本国語大辞典「背板」の解説
せ‐いた【背板】
〘名〙
※雑俳・柳多留‐五五(1811)「桐の木の脊板も娵の道具也」
② 腰かけなどで、人の背があたる部分。
③ 荷物を背負うために、背にあてる板。背負子(しょいこ)。
※綿(1931)〈須井一〉二「私共は雪を掘って薪を引き出すと、雪の上に背板を並べて荷造りした」
④ 背割り具足の背面中央の引合(ひきあわせ)の空隙をふさぐもの。おくびょういた。

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