コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

集古十種 しゅうこじっしゅ

6件 の用語解説(集古十種の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

集古十種
しゅうこじっしゅ

江戸時代の古宝物図録集。 85巻。松平定信編。鐘銘,碑銘,兵器,銅器,楽器,文房,扁額,印章,法帖,古画の 10種について実物を模写し所在や寸法を記したもの。寛政 12 (1800) 年の序文があることから,その頃の成立らしい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しゅうこじっしゅ〔シフコジツシユ〕【集古十種】

江戸時代の古宝物図録集。85巻。松平定信編。谷文晁(たにぶんちょう)らの画。寛政12年(1800)ごろ成立。碑銘・鐘銘・兵器・銅器・楽器・文房・印章・扁額・肖像・古書画の10種、約2000点を模写し、その寸法・特色・所在などを記したもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

集古十種【しゅうこじっしゅ】

古宝物の木版図集。85巻,1800年刊。松平定信編で,遺品の模写は谷文晁(たにぶんちょう)らが行った。各地に所在する古宝物を碑銘・鐘銘・兵器・銅器・楽器・文房・印章・扁額・肖像・古書画の10種に分け,所在地・寸法などを記し,模写図を添える。
→関連項目印譜

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しゅうこじっしゅ【集古十種】

松平定信の編纂した古宝物の模写図録集。85巻。1800年(寛政12)正月に刊行された。各地に所在する古宝物を,古画,扁額,文房,法帖,碑銘,鐘銘,銅器,兵器,楽器,印章の10種に分かち,所在地,寸法を記して,模写図を添えている。そのなかには,銅鐸,古墳出土の鏡,古代の金石文などがあり,現時点で,再吟味を要するものが含まれている。【和田 萃】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しゅうこじっしゅ【集古十種】

古宝物図録集。八五巻。松平定信編。鐘銘・碑銘・兵器・銅器・楽器・文房・扁額・印章・肖像・書画の10種二千百余点の模写図を示し、寸法・題記・所在を記す。1800年の広瀬典の序文がある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

集古十種
しゅうこじっしゅ

松平定信(さだのぶ)編纂(へんさん)の古宝物図録集。定信の好古癖から古器、古画、古書などを模写させていたが、鐘銘、碑銘、兵器、銅器、楽器、文房、扁額(へんがく)、印章、法帖(ほうじょう)、古画の10種について集大成したもの。85巻。1859点収載。儒臣広瀬蒙斎(もうさい)(名は典。1768―1829)が依命執筆した1800年(寛政12)の序があり、成稿年と推定される。玉石混交だが、各宝物の標題、所在、寸法を記述、貴重な考古学資料を含む。刊本に国書刊行会本(1908)があり、後篇(こうへん)32巻は古画肖像部で、松平康民(やすたみ)により着色大型折本として1892年(明治25)刊行された。[石山 洋]
『斎藤忠著『日本考古学史』(1974・吉川弘文館)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の集古十種の言及

【金石学】より

…しかし日本では宋代の金石学は広まらず,江戸時代に入り《大日本史》が編さんされるころにようやく,歴史が考証的に研究されはじめ,那須国造碑など金石文への注意が払われるようになった。その後,元禄時代以降,鐘銘,碑文などの収集が行われ,松平定信は《集古十種》(1800)を編み,寛政当時の金石・考古資料の集成を試みている。こうした背景のもとに江戸時代後期にいたって,日本の金石学は国学や清朝の考証学の影響下で本格的となった。…

【谷文晁】より

遠近法を採用し,描線は銅版画のそれに倣い,明暗法を多用するなど,西洋画学習の成果がみられる。また96年には定信の命を受け《集古十種》編纂のため,畿内の古社寺に所蔵されている古書画類の調査と模写を行った。このころから精力的に旅をし,多くの文人墨客と交わって知己を得る。…

※「集古十種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

集古十種の関連キーワード高辻胤長宇下人言白河楽翁本多忠籌松平写図器松平定和松平定芝松平定時松平定信墓

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone