胡銓(読み)こせん(その他表記)Hu-quan; Hu-ch`üan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胡銓」の意味・わかりやすい解説

胡銓
こせん
Hu-quan; Hu-ch`üan

[生]崇寧1(1102)頃
[没]淳煕7(1180)
中国,南宋の政治家。吉州廬陵県 (江西省) の人。字は邦衡。建炎2 (1128) 年進士に及第,累進して枢密院編修官,工部侍郎,資政殿大学士となった。宰相秦檜 (しんかい) と対立した対主戦論者。文集『澹菴 (たんあん) 集』がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android