及第(読み)キュウダイ

デジタル大辞泉 「及第」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐だい〔キフ‐〕【及第】

[名](スル)
試験審査合格すること。「期末試験及第する」「及第点」⇔落第
一定基準に達していること。「セールスマンとして及第だ」⇔落第
[類語](1合格パス受かる/(2ベター増し次善まあまあそこそこまずまずセカンドベスト無難副次的二次的二義的ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的どうにかこうにかどうかこうかどうやらこうやら曲がりなりにもかすかすどうやらなんとかかんとかなんとかようやっとどうにかかろうじて辛くもそれなりやっとやっとこさようやくあやうく危なくまだしもまだえんやらやっとやっとのことでようようすんでのところ間一髪かつがつすんでのことすんでにあわや九死に一生を得るすれすれいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ最早もはや畢竟ひっきょう結局やはり所詮どの道いずれにしても結句遂にとどのつまり詰まるところ帰するところ詮ずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道とにかく何しろ何せ何分なにぶん何分なにぶんにもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれほとんど

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精選版 日本国語大辞典 「及第」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐だいキフ‥【及第】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 試験に合格すること。⇔落第。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「四十二年初及第、応知大器晩成人」(出典菅家文草(900頃)二・賀橘風)
    2. 「どうせ休むなら及第(キフダイ)してから、緩っくり休まう」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐選挙志・上〕
  3. 品物などが)ある基準や条件にかなって、よいと認められること。

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普及版 字通 「及第」の読み・字形・画数・意味

【及第】きゆうだい

合格。

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