胡麻草(読み)ごまくさ

精選版 日本国語大辞典 「胡麻草」の意味・読み・例文・類語

ごま‐くさ【胡麻草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ゴマノハグサ科一年草。関東以西の本州四国、九州に生える。茎は直立して高さ三〇センチメートルぐらいになる。全体に硬毛を密生する。葉は披針形で対生する。八~九月、茎の上部葉腋(ようえき)に黄色の筒状花をつける。花や果実の形がゴマに似ているところからこの名がある。〔日本植物名彙(1884)〕
  3. 植物「ごまのはぐさ(胡麻葉草)」の異名。〔物類品隲(1763)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「胡麻草」の解説

胡麻草 (ゴマクサ)

学名Centranthera cochinchinensis subsp.lutea
植物。ゴマノハグサ科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android