胸壁腫瘍(読み)きょうへきしゅよう(その他表記)chest wall tumor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胸壁腫瘍」の意味・わかりやすい解説

胸壁腫瘍
きょうへきしゅよう
chest wall tumor

胸壁に発生する腫瘍で,皮膚乳腺の腫瘍を除いたものをいう。胸壁は皮膚,筋肉組織から成る軟部胸壁と,肋骨,胸骨,胸椎から成る骨性胸郭とに分けられる。軟部胸壁からは脂肪腫神経線維腫血管腫リンパ管腫などの良性腫瘍のほか,線維肉腫,脂肪肉腫,粘液肉腫などの悪性腫瘍が発生する。骨性胸郭からは軟骨腫骨肉腫などが発生し,悪性腫瘍が多い。良性腫瘍は切除,悪性腫瘍には切除または放射線療法化学療法が行われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む