胸壁腫瘍(読み)きょうへきしゅよう(その他表記)chest wall tumor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胸壁腫瘍」の意味・わかりやすい解説

胸壁腫瘍
きょうへきしゅよう
chest wall tumor

胸壁に発生する腫瘍で,皮膚と乳腺の腫瘍を除いたものをいう。胸壁は皮膚,筋肉組織から成る軟部胸壁と,肋骨,胸骨,胸椎から成る骨性胸郭とに分けられる。軟部胸壁からは脂肪腫,神経線維腫,血管腫,リンパ管腫などの良性腫瘍のほか,線維肉腫,脂肪肉腫,粘液肉腫などの悪性腫瘍が発生する。骨性胸郭からは軟骨腫,骨肉腫などが発生し,悪性腫瘍が多い。良性腫瘍は切除,悪性腫瘍には切除または放射線療法,化学療法が行われる。

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