精選版 日本国語大辞典 「能縁」の意味・読み・例文・類語 のう‐えん【能縁】 〘 名詞 〙 仏語。対象となるものを認識する主観。所縁に対していう。[初出の実例]「能取所取の度量(たくりゃう)絶え、能縁所縁の観智亡ぜん時、実に唯識の性に住すべしと見えたり」(出典:貞享版沙石集(1283)三)[その他の文献]〔大宝積経‐五九〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例