能部村(読み)のんべむら

日本歴史地名大系 「能部村」の解説

能部村
のんべむら

[現在地名]桑名市能部・西正和台にしせいわだい東正和台ひがしせいわだい

現桑名市の南西部にあり、桑部くわべ村の西に位置する。北は町屋まちや川に臨み、南は丘陵地。「五鈴遺響」には「旧名能部ト記セリ明暦中以後野部ト録ス」とあり、「桑名志」では「雑記追加云昔ハ南部なんべト云シカ今ハ能部ト云」とある。織田信雄分限帳には「弐百貫文 横 野辺 栗田平三左衛門」とある。「員弁雑志」には中世の能部城跡があり、天正元年(一五七三)一〇月に織田信長により落城したとあるが、城主・城跡とも不詳。

文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳によると庄屋は桑部村の伊藤次郎兵衛が兼帯し、家数四五、人数二一四、牛六とあり、鎮守に神明・春日を記し、寺はないが会所堂があり、桑部村の善徳ぜんとく寺が管理している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む