脈絡叢乳頭腫(読み)みゃくらくそうにゅうとうしゅ(その他表記)choroid plexus papilloma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脈絡叢乳頭腫」の意味・わかりやすい解説

脈絡叢乳頭腫
みゃくらくそうにゅうとうしゅ
choroid plexus papilloma

良性脳腫瘍の一種で,脳脊髄液を生成する脈絡叢から発生する。腫瘍が脳室内にあり,発育が遅いため,発見されたときにはかなりの大きさになっていることが多い。症状は頭囲拡大,頭痛,吐き気,嘔吐などで,出現後数週間から数ヵ月間で悪化することが多い。診断は CTスキャンによって安全かつ容易に行われる。早期に手術で摘出すれば経過はよい。この腫瘍によって髄液が過多となり,水頭症を起すこともある。

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