家庭医学館 「脊椎のしくみ」の解説
せきついのしくみ【脊椎のしくみ】
脊柱を構成する一個一個の骨を椎骨(ついこつ)といい、椎体と椎体の間に、椎間板(ついかんばん)と呼ばれる軟骨がはさまっていて、上下の椎体の連結とクッションの役割をはたしています。
椎体には、羽のような形をした椎弓(ついきゅう)という骨がついており、上下の椎体をつなぐ鉤(かぎ)のような役目をしています。
椎弓と椎弓の間には、椎間孔(ついかんこう)という孔(あな)があり、脊髄から枝分かれした神経がここを出て、からだの末端へのびています。