脛脛(読み)すねはぎ

精選版 日本国語大辞典 「脛脛」の意味・読み・例文・類語

すね‐はぎ【脛脛】

〘名〙 (「すね」と「はぎ」は同じ意) 足の脛(すね)。すねっぱぎ。
※虎明本狂言・萩大名(室町末‐近世初)「いつもそれがしをしからせらるるおりは、すねはぎののびたなりでと仰らるる程に」

すねっ‐ぱぎ【脛脛】

〘名〙 「すねはぎ(脛脛)」の変化した語。
浄瑠璃曾我会稽山(1718)一「乗物やれ、参れと伝へて八枚がた歩徒(かち)脚脛(スネッハギ)、やっこらさ」

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デジタル大辞泉 「脛脛」の意味・読み・例文・類語

すね‐はぎ【××脛】

《「すね」も「はぎ」も同義》すね。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「脛脛」の読み・字形・画数・意味

【脛脛】けいけい

直情。思うまま。〔漢書、楊伝〕左馮翊(さへうよく)の韓壽、罪りて獄に下る。中丘常、(うん)に謂ひて曰く、聞く君侯、韓國馮翊を(うつた)ふと。當(まさ)に活くることを得べきかと。曰く、事何ぞ容易ならん。脛脛たるも、未だ必ずしもからざるなりと。

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