腮腺(読み)さいせん

精選版 日本国語大辞典 「腮腺」の意味・読み・例文・類語

さい‐せん【腮腺】

  1. 〘 名詞 〙 甲殻類排出器官一つ腎管の変形したもので、内端盲嚢膀胱との間は、折れ曲がった白い輸尿管でつながり、頭部の第二小顎の根元出口が開く。出口が第二触角の腹側に開くものは触角腺とよばれる。幼生では普通、腮腺と触角腺とが存在するが、成体ではどちらか一方だけになる。殻腺。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む