腮腺(読み)さいせん

精選版 日本国語大辞典 「腮腺」の意味・読み・例文・類語

さい‐せん【腮腺】

〘名〙 甲殻類排出器官一つ腎管の変形したもので、内端盲嚢膀胱との間は、折れ曲がった白い輸尿管でつながり、頭部の第二小顎の根元出口が開く。出口が第二触角の腹側に開くものは触角腺とよばれる。幼生では普通、腮腺と触角腺とが存在するが、成体ではどちらか一方だけになる。殻腺。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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