腮腺(読み)さいせん

精選版 日本国語大辞典 「腮腺」の意味・読み・例文・類語

さい‐せん【腮腺】

  1. 〘 名詞 〙 甲殻類排出器官一つ腎管の変形したもので、内端盲嚢膀胱との間は、折れ曲がった白い輸尿管でつながり、頭部の第二小顎の根元出口が開く。出口が第二触角の腹側に開くものは触角腺とよばれる。幼生では普通、腮腺と触角腺とが存在するが、成体ではどちらか一方だけになる。殻腺。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android