臣等(読み)わくら

精選版 日本国語大辞典 「臣等」の意味・読み・例文・類語

わく‐ら【臣等】

  1. 〘 代名詞詞 〙 自称主君に対して家臣たちが用いる。馬琴用語
    1. [初出の実例]「臣等(ワクラ)目今(ただいま)御苑の中に于(おい)て、かかる獣を獲たり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)続)

まくら【臣等】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「古今集真名序の「臣等」に相当する仮名序に「まくら」とあるところから ) 汝が臣。われら。天皇に呼びかけるときの臣下のことば。〔温故知新書(1484)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む