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臨界ミセル濃度 りんかいミセルのうどcritical micelle concentration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臨界ミセル濃度
りんかいミセルのうど
critical micelle concentration

界面活性剤は一定濃度以下では分子または電離したイオンとして溶解しているが,特定の濃度以上では,それらが会合してミセルを形成し,コロイド溶液としての性質を示すようになる。このミセル形成に必要な最小濃度を臨界ミセル濃度という。 cmcと略記する場合がある。多くの界面活性剤ではこの値は 0.1~0.001mol/l であり,この濃度を境として表面張力,電気伝導度などに大きな差が現れる。硫酸ナトリウムリン酸ナトリウムなどの中性塩を加えると臨界ミセル濃度が小さくなる。これをビルダー効果と呼んでいる。

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栄養・生化学辞典の解説

臨界ミセル濃度

 界面活性剤の溶液がミセルを作り始める場合の界面活性剤の濃度.この濃度以下ではミセルが形成されずに,溶液の状態で存在する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典内の臨界ミセル濃度の言及

【コロイド】より

…溶液中である濃度以上になると,数十個の分子が会合しミセルをつくる。この濃度を臨界ミセル濃度critical micelle concentration(略号CMC)という。ミセルはコロイド次元の大きさをもつので,臨界ミセル濃度以上で界面活性剤溶液はコロイド系となり,コロイドに特有の性質を示すようになる。…

【ミセル】より

…ミセルの存在は,1913年マクベーンJames William McBain(1882‐1953)により提唱された。濃度が十分低いとき,界面活性剤は分子状に溶解するが,ある濃度(臨界ミセル濃度critical micelle concentration,CMCと略記)になるとミセルを形成し,水溶液の性質はこの濃度を境にして顕著に変化する。ミセルの内部は親油性で,油類を溶かしこむことができる。…

※「臨界ミセル濃度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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