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当量電気伝導率 とうりょうでんきでんどうりつequivalent conductivity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

当量電気伝導率
とうりょうでんきでんどうりつ
equivalent conductivity

単に当量伝導率,当量導電率,または当量伝導度ともいう。1グラム当量の溶質の占める溶液の体積を V ,その溶液の比電気伝導率をκ (抵抗率の逆数) とするとき,当量電気伝導率 ΛΛ=κV で定義される。電解質溶液において Λ は濃度の関数で,濃度が小さいほど Λ は大きくなる。無限希釈の極限の溶液の当量電気伝導率を Λ0 (極限当量電気伝導率) ,陰,陽それぞれの1グラム当量のイオンの伝導率を λ0- ,λ0+ とするとき,Λ0=λ0++λ0- となる。すなわち無限希釈における電解質溶液の伝導率は陰,陽両イオンの伝導率の和に等しい。これをコールラウシュの法則 (イオン独立移動の法則) という。濃度が大きくなると Λ が小さくなる原因は,主として電解質が電離してイオンを生じる割合 (→電離度 ) が小さくなるからであり,さらにイオン間相互作用により陰,陽両イオンが互いに移動を妨害するからである。

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