自殖性植物(読み)じしょくせいしょくぶつ(英語表記)autogamous plant

世界大百科事典 第2版「自殖性植物」の解説

じしょくせいしょくぶつ【自殖性植物 autogamous plant】

おもに自殖によって生殖する被子植物のこと。自殖率はおおむね高いが,植物によっては90%を下回ることもある。同一個体内での受精自家受精といい,この形式による生殖を自殖という。自家受精は雌花雄花が別々になっている雌雄異花のときに起こる受粉(隣花受粉)と,一つの花の中に雌雄器官がそろっている両全花のときに起こる受粉(同花受粉)との2種類の形式で生ずる。しかし,雌雄異花のばあいは他殖率のほうが高いので他殖性植物に該当する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

完全試合

野球で,先発投手が相手チームを無安打,無四死球に抑え,さらに無失策で一人の走者も許さずに勝利した試合をいう。 1956年ニューヨーク・ヤンキーズのドン・ラーセン投手がワールドシリーズでブルックリン・ド...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android