ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自然と環境の保全」の意味・わかりやすい解説 自然と環境の保全しぜんとかんきょうのほぜん 工業化と急速な開発に伴って,大気汚染,河川・海洋の水質汚濁,地盤沈下など,自然と生態系の破壊は地球規模で広がっている。最近では特にフロンガスによるオゾン層の破壊や二酸化炭素による地球温暖化問題,窒素・硫黄酸化物などによる酸性雨などが大きく取上げられているほか,熱帯雨林の縮小も問題となっている。こうした地球規模での環境問題を協議するため,1992年6月にブラジルで地球サミット (環境と開発に関する国連会議) が開かれた。国連には 72年の人間環境会議のあと創設された国連環境計画 (UNEP) もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by