自益権(読み)じえきけん

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

自益権

株主の権利として、配当を受ける権利など、その株主個人の利益だけに関係する権利のこと。 株主になれば、誰もが個別に利益を得られる権利。自益権で代表的なものが、配当を受ける権利。これは「利益配当請求権」と呼ばれ、会社が利益を上げて配当を行なえば、すべての株主は持ち株数に応じて配当金がもらえる。このほか、増資の場合に新株を引き受けられる「新株引受権」、会社解散時に残った財産の分配を受けられる「残余財産分配請求権」、会社合併の際の「株式買い取り請求権」などがある。

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大辞林 第三版の解説

じえきけん【自益権】

社員・株主が会社から経済的利益を受ける権利。利益配当請求権・残余財産分配請求権など。 ⇔ 共益権

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世界大百科事典内の自益権の言及

【株主】より


【株主の権利】
 株主は,株式会社の社員としての地位において,会社に対して各種の権利を有するが,それらは種々の基準によりつぎのように分類されている。
[自益権・共益権]
 自益権とは,利益配当請求権と残余財産分配請求権を中心として,そのほか,利息配当請求権,株式買取請求権等のように,株主が会社から経済的利益を受ける権利である。共益権とは,株主総会での議決権を中心とし,そのほか,各種の監督是正権のように,株主が会社の管理運営に参加することを目的とする権利である。…

【社員】より

…社員は社団の構成員であるから,社団に対し種々の権利を有し義務を負う。社員の権利は,一般に自益権と共益権の2種類に分けられる。自益権は,社員が社団から経済的利益を受けることを目的とする権利で,会社のような営利法人における利益配当請求権,公益法人における社団の設備を利用する権利などである。…

※「自益権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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