共益権(読み)キョウエキケン

デジタル大辞泉 「共益権」の意味・読み・例文・類語

きょうえき‐けん【共益権】

社員権の一。法人目的達成のためにその運営に参与する権利議決権・業務執行権など。→自益権

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精選版 日本国語大辞典 「共益権」の意味・読み・例文・類語

きょうえき‐けん【共益権】

  1. 〘 名詞 〙 会社株主が有する権利のうち、株主が会社の経営に参与することを目的とする権利。議決権がその代表。⇔自益権

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株式公開用語辞典 「共益権」の解説

共益権

株式公開を目指すベンチャー企業へ出資した、ベンチャーキャピタルが主張できる株主としての権利の意味。 議決権など、その権利を行使した際に、株主全体の利害に影響します。

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百科事典マイペディア 「共益権」の意味・わかりやすい解説

共益権【きょうえきけん】

社員権

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「共益権」の意味・わかりやすい解説

共益権
きょうえきけん

株主権」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の共益権の言及

【株主】より


【株主の権利】
 株主は,株式会社の社員としての地位において,会社に対して各種の権利を有するが,それらは種々の基準によりつぎのように分類されている。
[自益権・共益権]
 自益権とは,利益配当請求権と残余財産分配請求権を中心として,そのほか,利息配当請求権,株式買取請求権等のように,株主が会社から経済的利益を受ける権利である。共益権とは,株主総会での議決権を中心とし,そのほか,各種の監督是正権のように,株主が会社の管理運営に参加することを目的とする権利である。…

【社員】より

…社員は社団の構成員であるから,社団に対し種々の権利を有し義務を負う。社員の権利は,一般に自益権と共益権の2種類に分けられる。自益権は,社員が社団から経済的利益を受けることを目的とする権利で,会社のような営利法人における利益配当請求権,公益法人における社団の設備を利用する権利などである。…

※「共益権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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