最新 地学事典 「臭素鉱床」の解説
しゅうそこうしょう
臭素鉱床
bromine deposit
臭素は,海水,塩水湖,地下塩水に溶存種として含まれる。海水の蒸発によりできた塩湖である死海には10億tの埋蔵量が推定されている。イスラエルが世界最大の生産国で,ヨルダンでの生産を含めると年間約30万tに達する。米国ではアーカンソー州で地下塩水から世界生産量の約3分の1程度が生産されている。日本では海水から副産物として臭素が回収され,山口県周南市で年間2万t程度の生産。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:蒸発鉱床
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

