至願(読み)シガン

デジタル大辞泉 「至願」の意味・読み・例文・類語

し‐がん〔‐グワン〕【至願】

ひたすらに願うこと。また、その願い。
「赫然宸怒天誅の勅諚在せらるるよう―におよぶ所なり」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「至願」の意味・読み・例文・類語

し‐がん‥グヮン【至願】

  1. 〘 名詞 〙 切に願うこと。また、その願い。切望
    1. [初出の実例]「今不渇法之至願、敢竭丹款」(出典性霊集‐五(835頃)与越州節度使求内外経書啓)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝上〕

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普及版 字通 「至願」の読み・字形・画数・意味

【至願】しがん(ぐわん)

切望。〔後漢書、杜詩伝〕臣詩~本(もと)一介の才を以て、陛下創制の大業ふ。~恩をること尤も深く、義敢て(いやし)くもさず。に至願に(た)へず。願はくは大郡き小を受けん。

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