臼井大翼(読み)うすいだいよく

精選版 日本国語大辞典 「臼井大翼」の意味・読み・例文・類語

うすい‐だいよく【臼井大翼】

  1. 歌人。千葉県出身。東京帝国大学卒。歌誌覇王樹」を主宰作品に、歌集紙燭」がある。明治一八~昭和二二年(一八八五‐一九四七

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20世紀日本人名事典 「臼井大翼」の解説

臼井 大翼
ウスイ タイヨク

明治〜昭和期の歌人



生年
明治18(1885)年2月28日

没年
昭和22(1947)年4月23日

出生地
千葉県

旧姓(旧名)
千松

学歴〔年〕
東京帝国大学法科卒

経歴
大安生命取締役、日本燃糸連合会理事長、弁護士、法政大学講師などを歴任する。学生時代から短歌を作り、「珊瑚礁同人を経て、大正8年「覇王樹」を創刊。歌集に15年刊行の「私燭」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「臼井大翼」の解説

臼井大翼 うすい-たいよく

1885-1947 大正-昭和時代の歌人。
明治18年2月28日生まれ。「珊瑚礁(さんごしょう)」同人をへて,大正8年橋田東声と「覇王樹」を創刊。東声の死後は同誌を主宰した。大安生命取締役,弁護士などをつとめた。昭和22年4月23日死去。63歳。千葉県出身。東京帝大卒。旧姓は千松。本名大翼(ひろすけ)。歌集に「私燭」など。

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