舌を吐く(読み)シタヲハク

デジタル大辞泉 「舌を吐く」の意味・読み・例文・類語

した・く

非常にあきれる。
「―・いてののしりつ」〈魯庵社会百面相
[類語]呆れが宙返りをする呆れが礼に来る呆れもしない開いた口が塞がらぬ世話がないなにをか言わんや二の句が継げない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舌を吐く」の意味・読み・例文・類語

した【舌】 を 吐(は)

  1. ひどく驚き、恐れ、また落胆して、口を大きくあけたさまをいう。
    1. [初出の実例]「あらをそろしの謀叛人やとて、名をきいても頸をしじめ、舌を吐くぞ」(出典:四河入海(17C前)二)
    2. 「和服の紳士は舌(シタ)を吐(ハ)いて罵りつ」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉ハイカラ紳士)

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