舞地村
まいじむら
[現在地名]賀陽町納地
北村の北にあり、南流する槙谷川(高梁川水系)と北流する湯山川(旭川水系)の分水嶺に位置。村名の由来は大和山神社の神が大和山から舞降りたとの伝説から(備中誌)、大和山城主の土肥頼秀が現地に社殿を遷座したとき、村人が神楽を舞ったとの故事からとの二説がある。いずれも大永元年(一五二一)のこととされるが、神社自体は長禄二年(一四五八)大和山城主土肥頼母が、伊予大三島(現愛媛県越智郡大三島町)から大山祇神を勧請したことに始まるという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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