舞地村(読み)まいじむら

日本歴史地名大系 「舞地村」の解説

舞地村
まいじむら

[現在地名]賀陽町納地のうち

きた村の北にあり、南流する槙谷まきだに(高梁川水系)と北流する湯山ゆやま(旭川水系)分水嶺に位置。村名の由来は大和山おおわさん神社の神が大和山から舞降りたとの伝説から(備中誌)、大和山城主の土肥頼秀が現地に社殿を遷座したとき、村人神楽を舞ったとの故事からとの二説がある。いずれも大永元年(一五二一)のこととされるが、神社自体は長禄二年(一四五八)大和山城主土肥頼母が、伊予大三島おおみしま(現愛媛県越智郡大三島町)から大山祇神を勧請したことに始まるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android