舞舞蛾(読み)マイマイガ

デジタル大辞泉 「舞舞蛾」の意味・読み・例文・類語

まいまい‐が〔まひまひ‐〕【舞舞×蛾】

ドクガ科のガ。はね開張は雄が約5センチ、雌が8センチ。雄は翅が暗褐色で黒紋があり、昼間盛んに飛び回る。雌は灰白色で暗色紋がある。幼虫は糸でぶら下がるのでブランコ毛虫とよばれ、種々の木の葉を食べる害虫

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精選版 日本国語大辞典 「舞舞蛾」の意味・読み・例文・類語

まいまい‐がまひまひ‥【舞舞蛾】

  1. 〘 名詞 〙 ドクガ科のガ。はねの開張四~九センチメートルで、雌の方が大形。雄は暗褐色、雌は白色で前ばねに暗褐色の波状線がある。成虫は七、八月ごろ発生し、雄は昼間盛んに飛びまわるのでこの名がある。幼虫はリンゴナシなど種々の葉を食害する毛虫で、よく糸でぶらさがるので「ぶらんこけむし」という。各地に分布し、大発生して果樹農作物に大害を与えることがある。ヨーロッパから日本にまで広く分布し、北アメリカにも移入し、重要な森林害虫となっている。

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