精選版 日本国語大辞典 「舞衣」の意味・読み・例文・類語
まい‐ぎぬ まひ‥【舞衣】
〘名〙
② 能装束の一つ。単(ひとえ)薄衣の上衣で、長絹(直垂と同型で、前身ごろと後身ごろがはなれ、金糸の縫模様のある上衣)に似ているが、それよりも丈が長くて胸紐・袖紐がなく、脇から裾までが縫いとじてある。女神や龍女などに用いる。
※花伝髄脳記(1584頃)六輪「白水衣、扇持。こ面。後に金のかさ折・まひきぬ」
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