デジタル大辞泉 「航空心理学」の意味・読み・例文・類語 こうくう‐しんりがく〔カウクウ‐〕【航空心理学】 一連の応用心理学の知識を利用し、航空機上における作業や環境条件が搭乗者の心身に及ぼす影響を研究する学問。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航空心理学」の意味・わかりやすい解説 航空心理学こうくうしんりがくaeronautical psychology 人間の航空行動についての研究を目的とする心理学。その取扱うおもな課題には次のようなものがあげられる。高高度での低気圧,低気温,あるいは航空機の作動によって生じる速度,加速度などが心身機能に及ぼす影響に関する研究。航空機操作様式,操縦室の設計,各種計器の配置,表示方式などに関する人間工学的研究。航空行動による疲労の要因分析,その測定法,適正作業量など航空疲労に関する研究。航空機搭乗員としての適性,適性検査の開発など航空適性に関する研究。航空機操縦のための教育,訓練に関する研究など。戦時には軍事目的にも使用される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by