精選版 日本国語大辞典 「応用心理学」の意味・読み・例文・類語
おうよう‐しんりがく【応用心理学】
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基礎的,理論的,実験的な心理学の方法と成果の応用をめざす心理学の一分野。ただし,〈日常生活の環境の中の人間科学である〉とする立場もある。現在では心理学の知見を活用しようとする分野は広く,教育,産業,臨床,社会福祉,裁判,犯罪,政治,経済にまで及び,心理学的研究のほとんどすべてが応用的領域と無関係とはいえなくなっており,純粋心理学と一線を画しがたい。とくにアメリカにおける情勢は,実社会の要望に応じて応用心理学が発達し,実際問題の中から実験室では気づかれない根本問題を発見し,それが純粋心理学の研究を刺激助長している。この領域における研究あるいは実践は,人間の生活と直結するので,研究者の倫理規定が強く要請されている。
執筆者:秋谷 たつ子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
心理学の原理や発見を現実生活に役だてようとする学問領域。産業、教育、臨床などが主要な分野であるが、政治、経済、経営、社会福祉、災害、交通、犯罪、文化などの分野もある。応用心理学の研究は心理学の基礎的研究にも役だつので、両者の関係は相補的であり、その区別は研究者の課題意識の違いにすぎない場合が少なくない。
[宇津木保]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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