船瓦(読み)ふなかわら

精選版 日本国語大辞典 「船瓦」の意味・読み・例文・類語

ふな‐かわら‥かはら【船瓦・船𦨞】

  1. 〘 名詞 〙 刳船(くりぶね)または刳船を主体とする船体構造であった古代中世の船の、船底から舷側までを兼ねた刳出しの船体主要材をいう。中世末期以降は、板材を組み合わせる船体構造に発展したため、船首から船尾にかけて通す船底材をいう。
    1. [初出の実例]「鳥羽殿遣水料、三丈船瓦三可召入也」(出典:長秋記‐保延元年(1135)九月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む