精選版 日本国語大辞典 「船瓦」の意味・読み・例文・類語 ふな‐かわら‥かはら【船瓦・船&JISF883;】 〘 名詞 〙 刳船(くりぶね)または刳船を主体とする船体構造であった古代・中世の船の、船底から舷側までを兼ねた刳出しの船体主要材をいう。中世末期以降は、板材を組み合わせる船体構造に発展したため、船首から船尾にかけて通す船底材をいう。[初出の実例]「鳥羽殿遣水料、三丈船瓦三可召入也」(出典:長秋記‐保延元年(1135)九月二六日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例