船田口(読み)ふねの たぐち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「船田口」の解説

船田口 ふねの-たぐち

?-? 奈良時代官吏
天応元年(781)外従五位下。陰陽助(おんみょうのすけ)。延暦(えんりゃく)3年(784)長岡京造営に先だち,桓武(かんむ)天皇の命により,藤原小黒麻呂(おぐろまろ),藤原種継(たねつぐ)らとともに派遣され,山背(やましろ)乙訓(おとくに)郡長岡村(京都府向日(むこう)市鶏冠井(かいで)町付近か)の地相をうらなった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android