精選版 日本国語大辞典 「艫戸船」の意味・読み・例文・類語 ともど‐ぶね【艫戸船】 〘 名詞 〙 ( 「ともど」は「ともぶと(艫太)」の変化したもの ) 江戸時代以降、山陰地方沿岸と隠岐島で使われ、昭和にはいっても隠岐の一部で漁業に使用された船。平底で重木(おもき)造りの船体は丈夫で安定がよく、船尾の幅が船体中央部と変わらないほど広いのが特徴。ともど。[初出の実例]「覚 辛亥改四百拾八艘〈略〉艫戸船 百九拾五艘」(出典:村尾文書‐寛政四年(1792)三月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例