デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良瑜」の解説 良瑜 りょうゆ 1330-1397 南北朝時代の僧。元徳2年生まれ。二条兼基(かねもと)の子。天台宗。増仁(ぞうじん)から灌頂(かんじょう)をうけ,近江(おうみ)(滋賀県)園城寺(おんじょうじ)常住院門主となる。のち増仁から南滝宮門跡(もんぜき)をゆずられる。園城寺長吏,熊野三山検校(けんぎょう),四天王寺別当をつとめた。大僧正。応永4年8月21日死去。68歳。法名ははじめ静助。通称は法輪院准后。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例