増仁(読み)ぞうじん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「増仁」の解説

増仁 ぞうじん

1302-1368 鎌倉-南北朝時代の僧。
乾元(けんげん)元年生まれ。鷹司基忠(たかつかさ-もとただ)の養子実相院(じっそういん)の増基から灌頂(かんじょう)をうける。貞和(じょうわ)元=興国6年から2度にわたり近江(おうみ)(滋賀県)の天台宗園城(おんじょう)寺の長吏をつとめた。大僧正。応安元=正平(しょうへい)23年6月11日死去。67歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android